baduyoの日記

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勝負統計の感想

1.間近で見た審判の判断を過剰に尊重しているのではないかという疑いをもち、物言いをつけた審判や物言いのついた場所も記録していたのだが、以下の理由からほぼ無意味と判断し、今場所限りとした。

a.そもそもabemaでは東西の審判は映らない。時たま手が映るが、それだけで上げたとは即断しづらいレベルである。

このような画像で物言いをつけた審判を判断することに無理があった。

b.物言いのついたあと、正面の審判が手をあげることがある。行司に伝えるためだろうか。

このため、物言いをつけた審判を審判長と記録しているものがあるが、実は東西の審判が物言いをつけ、審判長はそれを受けて手を上げただけである可能性があり、なおさら不正確となる。

c.直近の審判が必ずしもよく見えるわけではない。角度としては、力士の動線と審判の視線が直角になっているのがむしろ最も見やすい。

d.そのようにして得られた不正確なデータを見た限りでは、直近の審判の判断を信頼して物言いをしないなどという現象は数字には現れなかった。

 

2.九重班がやや高い。元気が出てくれば、この理由が単なる偶然か、あるいは私が素人らしく土俵外着地や足の裏以外の着地を重視していて、九重班が死に体を早く採っているということなのかを見てみたい。

 

3.誤審bであえて格ごとの数字を上げたように、「勝負判断が逆だが物言いがつかなかった事例」は全て序二段以下で、明らかに意図があるように思われる。

 

序二段以下でそこまで真面目にやらない、というような感覚的なレベルではないと思う。

先に着くかどうかより攻め込んだ方を有利にして教育的効果を見込んでいるのか、あるいは未熟な行司に甘いということか。