審判部スマホ室 令和元年名古屋場所2日目 竜勢-大翔龍戦
画像は大相撲LIVE 名古屋場所(序ノ口~十両)2日目 @AbemaTV
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#アベマTVで大相撲
5時間3分ごろ。
九重班。
手前左が竜勢。
軍配は大翔龍
立川?審判長から同体(西方の体が落ちるのと東方の体が出るのが同時)ではないかと物言い
同体取り直し
まず、二番目の画像の大翔龍の前垂れは接地してないだろうか。
この画像では接地してないにしても、この感じだと近い瞬間竜勢の体が生きている時点で接地しているように見える。
それはおいて、三番目の画像で竜勢は接地し、あとはこの時点で竜勢の体が生きているのか、という議論をしたい。
よく死に体を、足が返っているかによって判断する話があるのだが、このように前に倒れる場合もそのように判断してよいのだろうか。
前傾体勢ならば、体が土俵上の空間に残っていれば抽象的には足を送れる可能性があるわけで、死に体という判断には違和感はある。
とはいえ技をかけられて吹っ飛ばされる一連の時間経過の起点ではあり、やはり重力を失った死に体とは言えるのかもしれない。
しかし、第二の問題として、竜勢は大翔龍の上に位置している。このとき、死に体であっても、先に相手の方が接地状況なわけで、果たして上に位置している側の死に体を取ってよいものか。
個人的には反対である。
というわけで、これは竜勢の勝ちだったというのが私見である。
なお、今回は同体ではないかという物言いだったが、競技結果がそれに拘束される必要もないと思う。
※前垂れが着いても負けではありませんでした。すみません。
そうなると、しかし三番目の画像では前廻しが接地しており、これと竜勢の重力喪失又は土俵空間外の死に体を取るか、という問題になり、私としては取らずに竜勢の勝ち、という結論になります。